かえるさんのお友達 成田にある小竹農場さんから
「稲の種まきを手伝って欲しい!」という声がかかり・・・
種まきのお手伝いの後は、たけのこ堀り&たけのこのお土産付きよ!
そんな嬉しいお誘い!
大好きなタケノ掘り付きと聞けばそりゃあ行きますよ!
というわけで、コミュニティメンバーさんにお声がけして、5人でお邪魔しました。
飼料イネの種まき
稲の種まきは初めて・・・
そして、稲は、稲でも 牛さん用の飼料用米でした。
飼料用米とは、水田を活用して生産できる家畜用の飼料のことです。
私には初めて聞く言葉だったので、調べてみました。
日本では平成12年に口蹄疫が、13年には日本初のBSE(牛海綿状脳症)が発生して、社会的に大きな問題になりました。
これらは、海外から輸入した飼料に原因があると言われていて、多くの飼料を海外に頼っている日本の畜産を大きく揺るがす事に・・・
そのため、日本では、飼料の増産や拡大、飼料自給率の向上が重要な課題になっているとか・・・
一方で、日本のお米の消費量は年々減少し、お米は生産過剰傾向にあると。
そのため水田では転作が求められています。
その中で飼料イネは転作作物として最も導入が簡単な作物として注目されているとの事です。
成田 小竹牧場
今回お手伝いさせていただいたのは、成田にある小竹農場さん
農場主のともみさんは、ご両親の後を継いで昨年から、全くの素人から農業を始めたそうです。
息子さんとほぼ、2人でされているとか・・・
そのチャレンジ精神には、頭が下がりますね!
早速作業開始!
全く初めての作業でしたが・・・
午前と、午後にわけて、200個の種まきができました
これを2人でやるのは、本当に大変な事だと思います。
種まきにも挑戦!
なぜ飼料用米が増えている?
現在の家畜飼料としてはとうもろこしが広く使われていますが、飼料用米(玄米)の栄養価はとうもろこしとほぼ同等であり、家畜にとって優れたエネルギー供給源となるそうです。
日本で主食用米から飼料用米への転換が推進されているのは、飼料の自給率向上や経営リスクの分散が目的です。
現在、家畜飼料として広く利用されているとうもろこしは、その約9割を輸入に頼っています。
しかし、輸入に依存しすぎていては、海外の穀物価格や為替相場の変動が畜産物の価格や生産量に直接影響を与えます。
そこで国は、飼料の自給率を上げることで、畜産物の供給安定を図ろうとしているのです。
コロナ、ウクライナ問題と、物が当たり前に流通する時代は終わりに近づいてきていると思います。
何も、とうもろこしに頼らなくても、日本には素晴らしい「米」があります。
人口がどんどん減っていく中で、お米が余っているなら、せめて、輸入に頼らずに飼育用に国産稲を
どんどん活用していきたいですね。
これを機会にお米の需要も増えると良いなーって個人的に思ってしまいました。
マシュマロのような稲ホールクロップサイレージ
ホールクロップサイレージ この白い巨大なマシュマロのような形のもの。
稲穂と茎葉のすべてを専用コンバインで刈り取り、円筒状に固め、ラッピングマシーンで白いラップを巻いたもの。
「稲ホールクロップサイレージ」と呼ばれます。中の稲は牛のエサです。
主食用米は、減少方向ですが、国も簡単に水田をなくすことはできないので、水田活用に対する交付金で水田を守るとともに、飼料用米の生産に力を入れるのはとても良いことだと思います。
そのための国からの助成金制度は、とても意味あることですね。
スーパーなどでみかける「お米で育てました」表記のあるお肉などを食べることで、お米や牛をささえることに繋がるとしたら、これも生産者さんを支える一歩ですね(^^)/
今回、タケノコにつられて行ったお手伝いですが(;’∀’) また一つお米を無駄にしない方法を知る事ができたし、農あるくらしの学びにもなりました。
カラダを動かした後のランチは最高!
本格ドライカレー
ヤバすぎる美味しさでした!
有名なお店のレシピ講座で学んだ味とか・・・
ヴィーガン対応ありのお肉なしのほうもとっても美味しかったです!
このドライカレーを食べに行くだけでも
価値があります(^^♪
智美さんご馳走様でした!
朝早くから電車に乗って、家に帰ってきたのが、21時近く
1日が本当に短く、1日の終わりには、心地よい疲れがカラダに残りました。
ただ、安心安全な食を買う、食するだけでなく、やはりプロセスを知る事は大事だと、今回も思いました。
Natu-Labコミュニティでは、「農あるくらし」を身近に感じる、学ぶ、体験することで、より豊かな人生を送れると確信して、皆さまとその価値観を共有することを目指しています。
今回の体験も良かったなー
皆さんもご一緒しませんか? Natu-Labコミュニティメンバーとは?
企画してくれたかえるさん、小竹農場の智美さん有難うございました
たけのこについては、次回(笑)
農あるくらし(手作り)を日常生活に取り入れる。そのことがより健康で充実した生活に繋がっていく。その為の学びと体験の場Natu-Lab主宰。ナチュライフ研究家。
Natu-Labチャンネルナビゲーター。
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