Natu-Labが生まれたストーリー

てんとうむし

かえるとmimi、二人がなぜNatu-Labを始めようと思ったのか?!
ちょっと長いですが、お時間のある時にでも読んでいただけたらうれしいです。

誰もが気になる、身近な食のことや健康のこと。

現代には、様々な情報があふれています。
スーパーの棚には色々な食べ物が並べられ、インターネットやテレビ通販でもよりどりみどりです。

でも・・・「本当においしいもの、体が欲しているもの、からだに良いもの」とはなんなのでしょう。
どこにあるのでしょう。

飽食の時代とも言われる今、食品の品質表示ラベルを見ながら、いつも考えてしまいます。

酵素玄米ランチ

わたしたち二人は、もともと「農家を守り日本の食を守る」というコンセプトのオーガニックレストランで働く、ボランティアスタッフ同士として知り合いました。

当時、そのレストランの仲間たちと、「幸せ巡るMURA」というコミュニティ作りの構想がありました。

mimi

新しくやってきた店長の発案で、単なる「レストラン」としてではなく、「コミュニティのネットワーク」を作り、「日本の農や食を守る」活動をしていこうというものでした。

とても素晴らしい構想でしたが、事情によりレストランは閉店。コミュニティ作りの構想も、進展することはありませんでした。

かえる


それから数年が経ち・・・。
なんと、わたしたちは自然農法と出会ったのです!

きっかけは、新松戸にあるオーガニックスーパー・クランデールの社長、川田さんのFacebookの投稿でした。

我孫子のHalu農園で「Halu 農法技術を学び、その技術を利用しながら、農場を協働で運営して本格的な自家菜園作りを目指す」メンバーを募集しているとのこと。

オーガニックスーパークランデール

そもそも、「新松戸に、食の安全を大切にしたこだわりの食材を扱っている、とても素晴らしいオーガニックスーパーがある」とクランデールさんを教えてくれたのは、そのレストランのオーナーでした。

以来ずっと、川田さんをフォローしていたので、その情報を入手することが出来たのです。
何かのご縁が繋がっていたことを感じました。

わたしたちにとって、レストランで取り扱っていたような野菜達を育てることは、当時から憧れでした。
レストランに、たくさんの新鮮な野菜が届くたびに、「いつか畑に行って、どんな風に育っているか見てみたい」「できることなら、自分の手で育ててみたい」といつも思っていたのです。

Halu農園

わたしたちは、この募集を見て早速申し込みました。

二人とも、まったくの初心者。この時はまだ「オーガニック・有機農法・自然農法」の区別もついていませんでした。

そして2年間、わたしたちは二人でHalu農法を学び、野菜を調理して提供する側から、自家菜園ではありますが、野菜を育てて収穫する側を経験することができました。

自家菜園と言っても、協働運営の区画が思いのほか広かったので、慣れない農作業が辛かったり、上手く育たなかったりと、いろいろ貴重な体験をさせていただきました。

現在は自然農法を始めて5年目、mimiさんは一昨年から市川市で「チームあぐり」という畑を楽しむ農活クラブを運営。

かえるは昨年の春に、埼玉から千葉に移住。大網白里市と千葉市で畑をお借りして、農家を目指し、ガッテン農法を学びながらお野菜やハーブを育てています。

スイカ成長中

実際に自然農法で野菜を育ててみて、その野菜を口にしてみて・・・。

最初に書いた疑問、スーパーで手に取った食品を裏返して、品質表示ラベルを見ながら、いつも考えていたことへの、答えの一つが「農」にあるとしみじみ感じました。

自然農法の野菜たちは、見かけは大きく立派になりにくいです。でも一口かじってみると、その野菜本来の深い味わいを感じることができます。「意外とあっさりしてる?!」と感じるかもしれないくらいの、えぐみのない、素直な味わい。

そんな野菜を食するには、質の良い調味料が少しあれば充分。シンプルだけど、ものすごく豊かなんだなとも感じたのです。

ゴーヤ

「豊かさとは、決してあれこれ足し算した結果ではないのかもしれない」

自然と共に、もっとナチュラルに生きていく道を模索したいと思いました。まず大切にしたいと考えたのは、「食の安全性」と、そのための「学び」

洪水のようにあふれる情報に、もう惑わされたくない。そのために、「食」について学ぶ場を作りたい。もっと多くの人に、「食」の大切さについて考えて欲しい。

そして学ぶだけでなく、「食」を守るために行動したいと考えました。

「安全安心な食」を提供してくれる生産者や作り手の方々とも直接繋がり、わたしたちが買い支えることで、お互いに豊かになれることが理想ではないか。「都市に住んでいるから」を理由に、「食」を人任せにするのではなく、誰もが「食」に関われる機会を持つことができれば良いのではないか。

そうすれば、みんなが「食」にありがたみを感じ、大地の恩恵を知ることで、生きていることが、人生が、もっとリアルに感じられるようになるのではないだろうか。そう、出来ることなら都市と農村を繋いで、どちらの暮らしにも行ったり来たり出来るようになればいい・・・。
そんな考えが思い浮かびました。

あれ?これは、前に仲間たちと考えていた「コミュニティ」作りに繋がっていくのではないだろうか。何年越しかで、やっと形になる時が来たようです。

ボリジ

令和3年に、風の時代が到来しました。
その宇宙元旦に、Natu-Labの活動がスタートしました。

そして現在。
新型コロナウイルスのパンデミックの影響もあって、日常生活や毎日の習慣、もっと大きく言えば「価値観」や「人生」までもが、どんどん変化たことを感じます。

またさらに誰も経験したことのない、超高齢化社会がやってきます。
そんなこれからの時代を生きて行くために、どうしたら良いのか?

もう大量生産、大量消費の時代は終わり、「モノ」を買えば幸せになれた時代は終わりのようです。

これからは皆が様々なスタイルで作物を育てながら、様々な仕事を兼任し、里の中で暮らしが循環していく。そんなスタイルが良いのではないかと考えました。一生で一つの仕事をし、定年退職後は年金で遊んで暮らす・・・というような生き方が、当たり前だった時代も終わりなのです。

元々日本人にとっては、「働くこと」は、「傍(はた)を楽にする」こと。働くことは、誰かに「必要とされる喜び」でした。

いくつになっても元気なうちは、誰かの役に立つことを喜びに、自分のやりたい仕事、好きな仕事をそれぞれが、楽しみながら続けていくことで、暮らしが成り立つようなコミュニティが出来たら、素晴らしいのではないか・・・。

玉ねぎ収穫

そうしてこの変化の時代に、同じような感性を持つ心豊かな仲間たちと繋がり、そんなことを一緒に考えて、一緒に楽しむことの出来る「場」を作ることにしました。

それが「まなびあい、ともにさきわう循環型コミュニティ」、Natu-Lab(ナチュラボ)です。

「人生100年」時代と言われているけれど、「食」のこと、「健康」のこと、「未来のこと」・・・不安の種は尽きません。だからこそ様々な暮らしの中のことを、みんなで知恵を出し合い、これからの「人生100年」時代を共に生きて行きたい。

最終的に循環型リアルコミュニティ、「たすけあい、わかちあうSATO」の創生が目標です。
価値観の近い共感し合える仲間と、小さな里でも、のびのびとあるがままに暮らして行けたら幸せだと思いませんか?

わたしたちはとどまることなく、常に新しい価値観を模索していくための「場づくり」を目指します。

とうもろこし