春になって、ツクシが出始めて。
早速天ぷらにしてみましたが、味よりも、食感と、春を味わう!自然の恵みを感じる!
この感覚にハマってます(^^♪
4月のNatu-Labランチ会は、春を感じていただきたく「新」にこだわりました。
新玉ねぎ・新じゃが・新ごぼう・新キャベツそして、タケノコ(その時の様子は後日)
皆さまご満足いただけたようです。
ランチ会では、毎回ちょっとしたプチ講座・レクチャー講座をしてまして、
今回は、今密かなブームの野草
このごろ、私野草にハマってまして(と言ってもまだ、2,3種類)
全は自分の意識が作る世界と言われてますので、今私の周りには、野草好き♡が集まってます(笑)
今回のテーマは「スギナ」
そうそう、畑にたくさんはえてくる雑草と言われるスギナです
とっても、とってもすぐまたはえてくるスギナ
自然農法1年目は、野菜を育てているのか、スギナを育てているのかわからないくらい、刈っても刈ってはえてくるスギナにうんざりしたものです(笑) でも、スギナの素晴らしい効能を知ってから、私たちの中では、スギナはもう、収穫という言葉に代わりました。
ランチ会では、スギナ茶の作り方をレクチャー
作りかたをみてもわかるように、とっても簡単です。
でも でも 自分で作ると、色々なことがわかります。
干している時の香りの強さ(青臭さ)
干しあがったスギナの余分なところをカットする(手間かかる~)
炒る作業、(炒るうちに香りが変わってくる!良い香り)
手でやさしく揉むと、かさが減ってあんなにあった量が、そう1/10くらいかも(大袈裟かなー)
手もみの高級茶の貴重さも感じました。
ランチ会では、思ったより量が出来なかったので、1杯分おすそ分けしました。
皆さんもう飲んだかしら。
“ミネラルの宝庫”とも言われ健康維持に欠かせない成分が豊富に含まれているんですよ!
ゲストの方からこんな質問をいただきました。
つくしが全部スギナになるんですか?
確かに・・・・
「ツクシ誰の子 スギナの子~♪」という歌があるらしく、スギナの資料を作っている時にも、ツクシは、スギナの子供です。という投稿を目にしました。
でも・・・つくしが大きくなってスギナになる?
同時にはえているのは、どういうこと?確かに・・・確かに・・・
調べてみました。
ツクシとスギナは親子というよりかは、別々の役割を担う“同僚”と表現をしていた投稿がなんだかしっくりきました。フキノトウが大きくなるとフキになるわけではないことと同じように、ツクシが大きくなるとスギナになるわけではなかったのです(ややこしい)
スギナは、秋になると枯れてしまい、冬の間は枯草しか見られません。
でも、地下茎や根は生きていて、そこから翌年(2月頃から)まず生えてくるのが、胞子をつける特別な茎(胞子茎-ほうしけい)がツクシなのです。
ツクシはスギナの「胞子茎」。繁殖のために胞子を飛ばす
スギナはシダ類なので、花は咲きません。種子ではなく胞子でふえる植物です。ツクシはスギナと同じ地下茎から出てきますが、ツクシとスギナは時期をずらして、春になると、地面の下に伸びている地下茎からは、スギナ本体ではなく、ツクシのほうが先に出てきます。そして、スギナが出てくるころにはツクシはほぼ枯れてしまいます。つまり、ツクシという種類の植物があるわけではなく、スギナ“本体”が生えてくる前に、同じ地下茎から先に出てくるものが、ツクシとよばれているのです。
画像身近な理科室12からお借りしました
ツクシはスギナの「胞子茎」で、早春になるとぐんぐん伸び、10~15cmほどに成長します。ツクシの頭、つまり“筆の先”にあたる部分には、緑色の胞子がたくさんつまっていて、気温が上がってくるといっせいに胞子が飛び出していきます。煙のように吹き出した胞子は風に乗ってあちこちに飛んでいき、胞子を飛ばし終わるとツクシは役目を終えて枯れてしまいます。
だから、ツクシの数以上にスギナがたくさんはえてくるのですね。
ツクシは食用、スギナは生薬と両方昔は重宝にされていたんでしょうね。
身近な野草を調べるのがとても楽しかったです。
畑仲間がこんな素敵な動画を撮ってきてくれました。
主な成分・栄養素・効能
- ケイ素
- サポニン
- カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどのミネラル
- 葉緑素
- 鉄・亜鉛
- たんぱく質、ビタミンB1、B2、C
など、、がんや生活習慣病の予防や、老化の抑制、美容にもよいというわけです。
調べれば調べるほど、ビックリ!です。
美容・・・
むくみ解消・丈夫な爪や歯を作ってくれたり、毛髪の育成をサポートするだけでなく、ダメージも軽減してくれる効果
体内に蓄積された有害物質を外へ出してくれるため、体がスッキリしてダイエットに効果的
健康・・・
膀胱炎や尿道炎の改善効果の期待
自律神経の乱れを整えてくれる効果。特に春先には強烈な眠気が襲ってきたり、自律神経が乱れやすいとされていますが、そういった場合にも効果的とか。
血液循環がよくなり身体にたまった有害物質を外に排出作用
細胞の機能を維持したり、神経機能を正常に保つ働きや、筋肉の収縮や弛緩の働きも保ちます。
また、エネルギー代謝や、体温調整、血糖値の調整などの働きなど。
活性酸素は、体を酸化させる物質で、病気や老化の原因とも言われていますが、スギナ茶に含まれるケイ素は、健康の敵である活性酸素の発生を抑えてくれます。
ケイ素がたくさん含まれているなんて嬉しい限りです。
ただなんでも、取り過ぎは注意!
スギナ茶はチアミナーゼを含んでいるため、長期間の大量摂取はチアミン欠乏症というのをを引き起こす恐れがあるそうです。また、植物毒であるアルカロイドも含まれており、大量摂取をすると気持ちが悪くなる可能性もあることあるとか。でも、1日1,2杯程度なら、全く問題ないと思います。
今日は、早速ランチのおともは、スギナ茶
サッパリとして、美味しいです
今週また、スギナ畑(笑)に行って収穫してきます。
皆さまにも飲んで頂きたいので、5月のマルシェに間に合うように、
天日干しして、カットして、炒って、手もみして、愛情と手間をかけた「lovely♡スギナ茶」作って販売しますね!
お楽しみに!
農あるくらし(手作り)を日常生活に取り入れる。そのことがより健康で充実した生活に繋がっていく。その為の学びと体験の場Natu-Lab主宰。ナチュライフ研究家。
Natu-Labチャンネルナビゲーター。
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